WTI原油価格連動型上場投信(1671)での大失敗について

      2018/03/02

 それまで100ドル以上あったWTI原油価格が、2014年後半から徐々に下がり始めました。「金持ち父さん貧乏父さん」で著名なロバート・キヨサキ氏の影響もあり、原油への投資に関心を持っていた私は、この出来事に興味を持ったのです。

 値下がりをしていく原油への投資をチャンスと捉えた私は、WTI原油価格連動型上場投信(1671)に投資を行いました。しかし、それが大失敗の結果になったのです。今回は、そんな出来事についてお話をします。

 関連記事:業績回復株、石油資源開発(1662)に投資

 

 

目 次

 

1.原油価格が値下がりをした理由

2.私が原油への投資を考えた理由

3.WTI原油価格連動型上場投信(1671)に投資

4.WTI原油のチャート

5.WTI原油価格連動型上場投信(1671)のチャート

6.投資に失敗した理由

 

 

 

1.原油価格が値下がりをした理由

 


 

 2014年初頭に100ドル以上あった原油価格が年度後半から下がり始め、2015年初頭には55ドルまで下落をしたのです。当時、原油価格が値下がりした理由として次のようなことが言われていました。

(1)シェールガスの登場

(2)中国経済の景気減速の懸念

(3)イランの原油供給増加の予想

(4)アメリカでの原油在庫が過去最高になったこと

(5)OPECが減産を行わなかったこと

 

 

 

 

2.私が原油への投資を考えた理由

 


 

 それでも私は、いずれ原油価格は回復すると思い投資を行うことにしたのです。原油価格が回復すると思った理由は・・・

(1)リーマンショック後、2009年1月に32ドルにまで値下がりをした原油はすぐに反発をし、1年後には72ドルにまで回復をした。当時と比べたら現在は景気が良くなっているため、すぐに原油価格は100ドルに回復する勝算が高いと思ったこと。

(2)世界のエネルギーは、原油が45%も占めている。そのため、原油の需要がなくなることはないと思ったこと。

(3)アジアなどの新興国の経済発展及び人口の増加に伴い、いずれ原油の供給不足が起こると思ったこと。

(4)今回の原油価格暴落は、アメリカのロシア潰しとサウジアラビアのイラン潰しによる思惑があったと考えられていたこと。

(5)シェールガスは井戸を掘ってから1~2年で生産量が急減するため、絶えず新しい井戸を掘り続ける必要がある。また、アメリカ東海岸の掘削現場に住む住民から「水が汚れて匂いがする」などの苦情もある。このことから、シェールガスの開発には限界があると考えたため。

(6)石炭を大量消費している中国は、それが問題でPM2.5などの大気汚染問題がある。そのため、石炭に依存し続けることが難しく、いずれ石油に頼らざるを得なくなる。

といった理由があったためです。

 

 

 

 

3.WTI原油価格連動型上場投信(1671)に投資

 


 

 そこで私は、WTI原油価格に連動しているといわれるWTI原油価格連動型上場投信(1671)に投資を行いました。

 2015年8月頃、私は少しずつ買い集め1株あたり平均3,300円で購入をしました。そのとき、WTI原油価格は45ドルぐらいだったと思います。

 

 

 

 

4.WTI原油のチャート

 


 

 これは、WTI原油価格(2015年8月1日~2018年1月11日)のチャートです。

 

 50ドルを切っていた原油価格は2016年1月に30ドルを切ってしまいました。しかし、その後は上昇を続け現在は60ドルを超えています。

 

 

 

 

5.WTI原油価格連動型上場投信(1671)のチャート

 


 

 一方、WTI原油価格連動型上場投信(1671)(2015年8月1日~2018年1月11日)のチャートがこちらです。

 

 WTI原油と比べると、全然価格が上がっていません。

 WTI原油価格連動型上場投信(1671)をずっと所有していますが、WTI原油価格が下がったときには2倍ぐらいに下がる。WTI原油価格が上がったときはほとんど上がらない。そんな感じの投信です。

 そして、現在は大きいな含み損を抱えたまま、塩漬け状態となっています。

 

 

 

 

6.投資に失敗した理由

 


 

 WTI原油価格連動型上場投信(1671)の投資に失敗をした理由は、自分がよく理解していなかったことだと考えています。

 例えば株だとPERやPBRといった指標があり、現在の株価に対して割安なのか割高なのかといったことがわかります。しかし、WTI原油価格連動型上場投信(1671)にはPERやPBRといった指標がありません。

 運用会社のホームページにはWTI原油先物とETFの関係について説明はあるものの、「じゃあ、買値の3,300円まで戻るには、WTI原油価格が何ドルまで上がればいいんだよ (ノ`△´)ノ」といったことまではわかりませんでした。

 「WTI原油価格が上がれば、WTI原油価格連動型上場投信(1671)も比例して上がる。WTI原油価格が下がれば、WTI原油価格連動型上場投信(1671)も比例して下がる」そう容易に考えて手を出したことが一番の失敗につながったと思います。

 

 最後に、株式投資は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

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